選ぶべきコンサルタント

選ぶべきコンサルタント 選ぶべきコンサルタント

最近、コンサルタントと呼ばれる人たちが非常に多くなってきました。
「〇〇コンサルタント」と肩書のある人たちが、世の中に溢れています。
理由の一つには、コンサルタントは少ない費用で自らのスキルのみで仕事が出来るというメリットがあり、 誰でも名乗ることが出来るという部分が大きいでしょう。
しかし、実際には本当に実力のあるコンサルタントというのは非常に少ないのが現状です。

このホームページをご覧になっている方の中にも、過去にコンサルタントに依頼をして、高い報酬を払ったにも関わらず、 全く結果が出なかったという苦い経験をされている方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方に向けて、主に製造系のコンサルタントを選ぶ上で、重要なポイントをお知らせしておきます。

01

実務経験が十分であること。

私たちのように、食品工場コンサルタントであれば、当然食品工場での実務経験が最低3年以上、 出来れば10年以上あることが望ましいです。ただし、食品工場で勤務していたと言っても、派遣社員や契約社員、パート・アルバイトではいけません。 しっかり正社員として在籍し、理想は現場の最先端で苦労した経験持ち、工程改善(作業改善・設備改善)などの経験を持ち合わせている必要があります。
また、製造以外に、品質管理・品質保証・生産技術などの現場に近い業務経験があるとより現場の実態に合った支援が可能になります。
また、ISO関係の支援を受けるのであれば、現役の審査員であることが望ましいです。

02

資格・肩書に惑わされない。

世の中には、偉い先生と言われる方達が多く存在し、コンサルタントの中にもそういった方達がたくさんいます。 〇〇博士、〇〇大学卒、〇〇士、様々な肩書があります。そういった肩書のあるコンサルタントを選ばれるのも良いと思いますが、 決して資格や肩書には惑わされないようにして頂く事を推奨しております。
コンサルタントとは、お客様のミッションを成功へと導く事が最大のミッションです。つまり、お客様のミッションはイコール我々のミッションでもあります。 ミッションを達成する事は、理論や理屈だけでは到底達成出来ません。大体は地味で泥臭いことの方が多いです。そういった地味で泥臭い事というのが、 偉い先生にはプライドというものがあり、なかなか出来ないです。

03

コンサルタントの年齢

コンサルタントは、高い知識と理論を持ち合わせ、豊富な実務経験が必要な為、必然的に年齢層が高くなります。 ですが、年齢が高すぎる場合は、注意が必要です。例えば、年齢が65歳を超えている場合、企業を定年退職した後、第二の人生としてコンサルタントを始める人達がいらっしゃいます。 そのような人達の中には、お小遣い稼ぎ目的の人達も少なくなく、真剣にお客様と向き合い、お客様の「困った!」に耳を傾け、最善を尽くす事が出来ません。自分主体で、凝り固まった思考で、 自分の考えを押し付けてくる事もあります。もちろん、年配の方でも多くのコンサルタントは素晴らしい方達ばかりなのですが、 中には、そういった方もいらっしゃるという事を知っておく必要があります。

04

常に勉強しているか

近年、時代の流れが速くなってきています。場合によっては3年前の知識・技術・理論が通用しない事も出てきています。 そういった時代だからこそ、コンサルタントは、常に勉強し、時代の最先端に触れていなければなりません。 そういった事から、常に勉強しているコンサルタントを選ぶべきです。

05

一匹狼ではないか

コンサルタントは万能ではありません。得意な事もあれば、不得意な事もあります。 良く知らないのに安易にその仕事を受け、お客様を混乱させるような支援をしてはいけません。多少の背伸びは致し方ないとは思いますが、 自分の専門外の依頼があった場合は、他のコンサルタントファームを紹介するか、 社内で適任のコンサルタントを紹介して、常に「お客様にとっての最善」を考えるコンサルタントを選ぶべきです。