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食品工場のカビ対策|福岡での課題と解決法

福岡で食品工場を運営していると、梅雨や夏場を中心に「どれだけ清掃してもカビが出てしまう」「一部エリアだけ何度も再発する」といった悩みを抱えがちです。カビは品質クレームや廃棄ロスだけでなく、取引停止やブランド毀損にも直結します。

この記事では、福岡エリアの環境特性もふまえながら、食品工場におけるカビ対策の考え方と具体策、さらに社内での取り組みを強化する方法までを整理します。現場で今日から改善できるヒントとして役立ててください。

1. 食品工場でのカビ問題の重要性


食品工場のカビは、一度発生すると完全に抑え込むまでに時間とコストがかかります。製造現場だけでなく、倉庫や包装ライン、さらには事務所エリアとの動線など、工場全体に潜むリスクでもあります。まずは、カビが工場にどのような影響を及ぼすのかを整理し、対策の優先度を明確にしておくことが重要です。

1.1 カビが食品工場に与える影響

カビは見た目の問題だけでなく、食品の安全性や企業の信頼性を揺るがすリスクを伴います特に、カビが発生した製品が市場に出回ると、健康被害や回収対応につながるおそれがあります。カビの種類によっては、マイコトキシンなどの有害物質を産生し、消費者の健康に影響を与える可能性も否定できません。

また、カビの発生は「目に見える部分」だけとは限りません。空調ダクトの内部、保冷庫周辺の断熱材、壁の目地、コンベヤーの裏側など、普段の清掃では手が届きにくい箇所に繁殖していることも多くあります。こうした箇所から空中浮遊菌として工場内へ拡散し、製造ラインに落下・付着することで、製品汚染につながるリスクが高まります。

さらに、対外的な信頼にも影響します。取引先監査や第三者認証の審査において、カビ汚染は重大な指摘事項となりやすく、改善が不十分だと取引先からの評価が下がることもあります。現場の担当者としては、「多少のカビは仕方がない」と見過ごすのではなく、「なぜそこに発生したのか」を突き詰めて根本要因を潰していく姿勢が求められます。

1.2 カビ汚染による経済的損失

カビによる経済的損失は、製品の廃棄コストだけにとどまりません一度のカビトラブルが、工場の稼働停止や回収対応、人員の再配置など、多方面のコストを生むケースもあります。たとえば、出荷後にカビが判明した場合、対象ロットの回収・返金対応に加え、物流費や仕分け作業、人件費などが一気に膨らみます。

さらに、取引先への報告や原因究明、再発防止策の提示など、管理部門・品質保証部門の工数も大きく割かれます。その間、本来取り組むべき改善活動や新商品の検討が後ろ倒しになり、機会損失につながることも見過ごせません。

カビが定期的に発生する工場では、「廃棄前提」の余剰生産を行う状況に陥ることもあります。そうした状態が続けば、原材料費・エネルギー費の無駄が積み重なり、利益率を大きく圧迫します。長期的には、カビトラブルをきっかけに取引数量を減らされたり、価格交渉で不利になったりという影響も出てきます。

このように、カビ問題は品質管理のテーマであると同時に、経営課題でもあります。目先の清掃対応だけで片付けず、「損失を生む構造」を変える投資としてカビ対策を捉えることが、結果的にコスト削減と収益改善につながります。

2. 福岡における食品工場のカビ対策の現状


福岡は海に面し、山も近く、夏場は高温多湿になりやすい地域です。食品工場にとっては、通年でカビ対策を意識しなければならないエリアといえます。特に梅雨から秋口にかけては、工場のわずかな温度・湿度管理の乱れが、カビの一気の増殖を招きます。

2.1 福岡の食品工場でカビが発生しやすい環境

福岡エリアでは、外気の湿度が高い日が多く、外気導入型の換気システムを採用している工場では、外気の取り込み方を誤ると工場全体の湿度が上がり、カビが発生しやすい環境になります特に、製造エリアと原料・包装・倉庫エリアの温度差が大きい工場は、結露が発生しやすく、その周辺にカビが繁殖しやすい状況が生まれます。

また、福岡は食品産業が集積している地域でもあり、新旧さまざまな工場が混在しています。築年数が経過した建物では、防水・断熱性能の低下や、壁・床のひび割れ、パネルの継ぎ目の劣化などから、水分が浸み込みやすくなっている場合があります。そうした小さな劣化箇所が、気づかないうちにカビの発生源になることも少なくありません。

さらに、港湾地域や内陸部の工場団地など、立地によっても風向きや周辺環境が異なります。近隣に水路や山林がある場合、外気中のカビ胞子が多く、搬入口や喫煙所付近から持ち込まれるリスクも高まります。

福岡のように湿度が高い地域では、「工場の中だけ」を見ていても対策が不十分になりやすく、敷地全体や建物の外周を含めてリスクを捉えることが重要になります。

2.2 福岡でのカビ発生事例と教訓

福岡周辺では、気温・湿度が急上昇する初夏や台風シーズンに、カビトラブルが集中する傾向が見られます。具体的には、梅雨明け頃に空調負荷が急に高まり、設備が追いつかずに一時的に室温・湿度が上昇し、その数週間後にカビが目立ち始めるケースが多くあります。

このような季節変動に伴うトラブルから学べるのは、「問題が表面化するタイミング」と「要因が発生したタイミング」がずれていることを常に意識する必要があるという点です。

また、九州全体に言えることですが、豪雨や台風による一時的な浸水・漏水が、その後のカビ問題につながることもあります。床面が水浸しになった際、表面を拭き取るだけで終わらせてしまうと、床材や壁の内部に残った水分が乾ききらず、数カ月後にカビとなって現れることがあります。

対策としては、浸水後に点検すべき箇所のリストを整備しておき、配管スペースや壁内部、断熱材周辺の状態を確認する体制づくりが重要です。

福岡エリアでは、人材確保の難しさから、清掃や点検がルーティン化しきれていない工場も見受けられます。人手不足のなかで、目の前の生産優先になりやすい状況も理解できますが、結果としてカビ発生の早期兆候を見逃してしまい、被害が広がる事例もあります。

こうした教訓から分かるのは、日々の点検や記録を「人任せ」にせず、仕組みとして回る状態にしておくことの大切さです。

3. 食品工場での効果的なカビ対策方法


カビ対策を有効に進めるには、「日常管理」と「設備・設計」の両輪で考えることが欠かせません。どちらか一方だけを強化しても、長期的な抑制は難しくなります。ここでは、現場が取り組みやすいポイントを整理しながら、実行しやすいカビ対策の方向性を解説します。

3.1 日常的な衛生管理のポイント

日常の衛生管理においては、「水分を残さない」「栄養源を残さない」「持ち込まない・拡散させない」という3つの観点を意識すると、カビ対策が整理しやすくなりますまず、水分管理です。洗浄後に水が溜まりやすい床の凹部、排水溝まわり、洗浄機周辺、機械の下などは、乾燥を確認するまでを標準作業に組み込むことが大切です。

栄養源の管理としては、粉体や原料の飛散、包装材料の切れ端、段ボールくずなどを放置しないことが基本です。特に、梱包エリアや倉庫では、日々の清掃が後回しになりがちですが、ここで放置された汚れがカビの栄養源となり、壁や天井にも広がっていきます。

短時間で実施できる清掃ルールを決めておくことで、現場の負担を増やさずに対策を継続しやすくなります。

「持ち込まない・拡散させない」という観点では、人と物の動線設計が重要です。原料搬入エリアから製造エリアへ入る際の靴底や台車の車輪、外部業者の出入りなど、カビ胞子が持ち込まれる経路は多岐にわたります。

エアシャワーや粘着マットの設置だけでなく、どのエリアまで外部業者が入れるのか、どこで履き替えや着替えを行うのか、といったルールも明確にしておく必要があります。

さらに、日常の衛生管理では、清掃と点検を分けて考えることも有効です。清掃は汚れを取る行為ですが、点検は「カビが生えやすい条件がないか」「初期の兆候がないか」を確認する行為です。

この2つを同じ人、同じ時間で行うと、どうしても清掃に意識が偏りがちになります。点検だけを行う日や担当者を設定することで、カビの早期発見につながりやすくなります。

3.2 カビの発生を防ぐ設備と設計

設備や建物の設計は、カビ対策の土台になります。特に、「結露しない構造」と「水が滞留しない構造」を意識した設備・レイアウトは、長期的なカビ抑制に大きく貢献します。

たとえば、冷却ラインの近くに外気が直接流れ込むようなレイアウトになっていると、その周辺で結露が発生し、カビの温床になります。必要に応じて、エアカーテンや間仕切りを設けることで、温度差による結露を減らせます。

床・壁・天井の材質選びも重要です。吸水性の高い素材や、継ぎ目が多くメンテナンスしにくい構造は、カビの温床になりやすくなります。可能であれば、防カビ性・耐水性の高いパネルや塗料を選定し、継ぎ目を最小限に抑える設計を検討したいところです。

既存工場でも、よくカビが出る箇所に限定してパネルを張り替えるなど、部分的な改修で効果が出る場合があります。

設備の配置においては、機械の下や裏に人が入れない「死角」を作らないことが大原則です。清掃用のスペースや点検用の開口部を確保しておかないと、どうしても汚れや水分が蓄積し、カビが広がってしまいます。

導入時には生産性や作業性が優先されがちですが、清掃・点検性を評価項目として加えておくことで、後々のカビ対策が格段にやりやすくなります。

また、換気・空調システムもカビ対策に直結します。給気・排気のバランスが崩れていると、工場内の一部で湿度が高止まりする「湿気だまり」が生まれます。温湿度ロガーなどを活用して、エリアごとの環境データを把握し、設定温度や風量、ダクトのレイアウトを調整することで、カビが好む環境を減らしていくことができます。

4. カビ発生を抑えるための具体的なアプローチ


基本的な考え方や設計のポイントに加えて、現場で実際に取り入れやすい具体的なアプローチを整理しておくと、対策が実行に移しやすくなります。ここでは、除湿と通気、そして清掃アイテムの選び方という、比較的着手しやすい領域に絞って解説します。

4.1 効果的な除湿と通気の方法

カビ対策では、「湿度をどこまで下げるか」よりも、「高湿度の状態をどれだけ短くできるか」が重要になります一時的に湿度が高くなる時間帯があっても、その状態が長時間続かなければ、カビの増殖リスクは抑えられます。そこで、日々の生産スケジュールと連動した除湿・通気の運用がポイントになってきます。

たとえば、洗浄作業の直後は工場内の湿度が一気に上がります。このタイミングで、機械を止めたままにせず、内部の水分を飛ばすために一時的にファンを回す、開口部を開放して空気を動かすなど、現場でできる工夫があります。

また、除湿機やエアコンの設定温度を少し下げるだけではなく、風量や風向きの調整も合わせて行うことで、空気の滞留を減らせます。

換気に関しては、外気の湿度を踏まえた運用が重要です。福岡のように外気湿度が高い地域では、外気をそのまま大量に取り込むと工場内の湿度が上がってしまうことがあります。外気温・湿度を確認したうえで、外気導入の割合を調整したり、外気を取り込む前に一部を除湿するシステムを活用したりといった対策が有効です。

また、空気の流れを意識するうえでは、倉庫や天井裏、機械の背面など、普段人があまり立ち入らないエリアの通気性も確認しておきたいところです。扉を常時閉め切っている小部屋や、棚でぎっしり埋まった倉庫の隅は、空気が動かず湿度がこもりやすくなります。

定期的に扉を開けて換気する、棚の配置を見直して空気の通り道を確保するなど、ちょっとした工夫でも効果が出る場合があります。

ここまでのポイントを踏まえ、除湿・通気でチェックしておきたい項目を整理すると、次のようになります。

  1. 洗浄後の高湿度状態がどれくらい続いているか
     
  2. 外気湿度を踏まえた換気運用のルールがあるか
     
  3. 倉庫や天井裏など、人が入りにくいエリアの通気性を把握しているか
     

自社工場の状況と照らし合わせながら、抜けている部分がないか確認すると、対策の優先順位がつけやすくなります。

4.2 カビ防止に役立つ清掃アイテム

清掃アイテムの選定も、カビ対策の効果を左右しますカビ対策においては、「汚れをこそぎ落とす道具」と「カビの再付着を防ぐ薬剤」を組み合わせて使うことが重要です。まず、ブラシやスクレーパーなどの物理的な清掃ツールは、材質や形状を現場に合わせて選ぶ必要があります。

ステンレスや樹脂など、対象物を傷つけにくい素材を選ぶと同時に、細部に入り込める形状のものをそろえておくと、カビの根元にアプローチしやすくなります。

モップや雑巾については、使い捨てタイプと洗浄再利用タイプの両方を適切に使い分けることが大切です。カビが発生しているエリアでは、清掃具自体がカビを拡散させる媒体になってしまうおそれがあります。そのため、特定エリア専用の清掃具を用意し、他エリアへ持ち出さないルールを設けることも有効です。

薬剤については、カビに有効な成分を含む洗浄剤・除菌剤を選びつつ、食品工場で使用可能なものかどうか、安全性や残留性の観点からも確認が必要です。塩素系、アルコール系、第四級アンモニウム塩系など、成分ごとに得意とする用途や材質との相性が異なります。

特に、同じ薬剤ばかりを使い続けると、汚れの性状や現場条件によっては十分な効果が得られなくなる場合もあるため、定期的に見直しを行うことが望まれます。

さらに、清掃記録と組み合わせることで、カビ対策としての清掃の有効性を評価できます。いつ、どの清掃具と薬剤を用いて、どの程度の頻度で清掃したのかを可視化することで、「このエリアは頻度が足りていない」「薬剤を変えたら再発間隔が伸びた」といった気付きが得られます。こうしたデータの蓄積が、現場に合った清掃アイテムの選定と運用改善につながっていきます。

5. 食品工場のカビ対策を強化するための取り組み


カビ対策を一時的なプロジェクトで終わらせず、長期的に維持・向上させるには、「人」と「仕組み」の両面での取り組みが必要です。具体的には、従業員教育とマネジメントシステムの活用が、現場の実行力を支える土台になります。

5.1 カビ対策における従業員教育の重要性

カビ対策は、現場にいる一人ひとりの行動に大きく左右されます従業員が「なぜこの作業が必要なのか」を理解しているかどうかで、同じ手順書でも実行度や継続度が変わります。そのため、単に作業手順を教えるだけでなく、カビの性質やリスク、過去のトラブル事例などを織り交ぜながら教育することが重要です。

教育の場では、「カビはどのような環境を好むのか」「工場内のどこが発生しやすいのか」といった基礎知識に加え、「どのような小さな変化がカビの前兆になり得るのか」を共有しておくと、現場での気付きが増えます。

例えば、壁の色がごくわずかに変わっている、水滴が残りやすくなった、においが変わった、といった小さな違和感を見逃さない意識づくりが大切です。

また、教育は一度きりでは効果が限定的になります。新入社員向けの初期教育だけでなく、季節ごとの注意点を共有する短時間の勉強会や、トラブルがあった際の振り返りミーティングなど、継続的な仕組みとして組み込むことが望まれます。

現場リーダーが中心となって、自ラインの課題を整理しながら教育内容に反映していくと、現場に根付いたカビ対策へとつながります。

教育の成果を高めるには、評価・フィードバックの仕組みも重要です。日常点検でカビの初期兆候を早期に発見した従業員を評価する、カビ発生ゼロの期間をラインごとに可視化するなど、前向きな動機づけを取り入れることで、カビ対策が「やらされる仕事」から「自分たちで守る取り組み」へと変わっていきます。

5.2 ISO認証を活用した衛生管理の強化

カビ対策を仕組みとして強化するうえで、ISO9001やISO22000/FSSC22000などのマネジメントシステムは有効な枠組みになりますこれらの認証では、衛生管理やリスクアセスメント、是正・予防措置などが体系的に整理されており、カビ対策もその一部として位置づけることができます。

単発の対策ではなく、PDCAサイクルの中で継続的に改善していくための土台として活用しやすいのが特徴です。

ISO22000やFSSC22000では、ハザード分析の一環として、微生物リスクの評価が求められます。ここにカビを明確に位置づけ、工場ごとの発生しやすいエリアや条件を整理することで、より実効性の高い衛生管理計画を立てやすくなります。また、モニタリング結果や是正措置の記録も体系的に残すことになり、カビ対策の有効性を客観的に振り返る材料が増えます。

ISO9001やISO14001、ISO45001など、品質・環境・労働安全の各マネジメントシステムも、間接的にカビ対策に貢献します。たとえば、環境マネジメントの観点から設備や建物の維持管理計画を整備すれば、漏水や結露の早期発見につながりますし、労働安全の観点からカビによる健康影響を管理することも可能です。

複数の仕組みを組み合わせることで、工場全体として抜け漏れの少ない体制づくりが期待できます。

一方で、ISO認証は「取得すること」が目的化してしまうと、現場改善に結び付きにくくなります。カビ対策を本気で進めるには、認証の要求事項を自社工場のリスクと照らし合わせ、文書・記録を「使える形」に整えることが重要です。そのためには、現場の実態をよく理解したうえで、シンプルかつ回しやすい仕組みを設計する視点が欠かせません。

6. カビ対策に悩んだらTMTユニバーサルに相談


ここまで述べてきたように、食品工場のカビ対策は、日常管理、設備・設計、人材育成、マネジメントシステムなど、複数の要素が絡み合うテーマです。福岡のような高温多湿の地域では、地域特性も踏まえて総合的に対策を組み立てる必要があります。社内だけで改善を進めるのが難しい場合は、食品工場に特化した外部の専門家をうまく活用することで、解決への近道が見えてきます。

6.1 食品工場コンサルティングの専門知識と技術

TMTユニバーサル株式会社は、食品工場の課題解決を専門とするコンサルティング企業として、カビ対策を含む現場改善と経営支援を提供しています。食品業界に精通した専門家が、現場の実情を踏まえた実行可能なカビ対策を提案できる点が特徴です。

単に衛生指導を行うだけでなく、生産性や労働安全、エネルギー管理などとのバランスも考慮しながら、工場全体を最適化する視点で支援します。

食品工場コンサルティングの範囲は、生産プロセスの見直しやレイアウト改善、衛生管理体制の構築、リスクアセスメントの実施など多岐にわたります。カビ対策についても、発生状況の調査や原因分析、日常管理と設備改善の両面からの対策立案、従業員教育プログラムの設計など、工場ごとにカスタマイズした支援が可能です。

また、TMTユニバーサルには、食品業界の実務経験を持つ専門家に加え、技術士、中小企業診断士、労働安全衛生コンサルタント、ISO認証審査員、エネルギー管理士など、さまざまな資格を持つプロフェッショナルが在籍しています。

この多様な専門性を活かし、カビ対策を単独のテーマとして扱うのではなく、経営全体の目標や工場の将来像と整合させながら支援できる点も強みです。

6.2 カビ対策プロジェクトの成功事例

TMTユニバーサルでは、食品工場向けにカビ対策プロジェクトを多数手がけてきました。プロジェクトでは、まず現場調査を通じて、カビの発生箇所や環境条件、作業手順、設備の状態などを把握し、原因を多面的に分析します。そのうえで、短期的に実施できる対策と、中長期的な設備・設計の見直しを組み合わせたロードマップを作成します。

成功している工場の共通点としては、「現場を巻き込みながら、小さな改善を積み重ねていること」が挙げられます。TMTユニバーサルは、対策の立案だけでなく、現場で実際に運用できるようになるまで伴走し、モニタリングや評価の方法も含めてサポートします。

これにより、カビの発生頻度が減るだけでなく、従業員の衛生意識が高まり、他の品質・生産性向上にも波及するケースが多く見られます。

また、カビ対策プロジェクトをISO認証の取得・更新と連動させることで、対策内容をマネジメントシステムの中に組み込み、継続的な改善につなげている事例もあります。たとえば、カビ発生リスクをハザード分析の中に明確に位置づけ、モニタリング項目や是正措置の流れを文書化することで、担当者が変わっても取り組みが維持されやすくなります。

このように、TMTユニバーサルのカビ対策プロジェクトは、単なる「清掃強化」にとどまらず、工場の体質改善や組織づくりと結びついた取り組みとして設計されているのが特徴です。

6.3 初めての工場でも安心して利用できるサポート体制

カビ対策の外部支援を検討する際、「自社の状況をうまく説明できるか不安」「どこまでやってもらえるのか分からない」と感じる担当者も少なくありません。TMTユニバーサルでは、初めてカビ対策に本格的に取り組む工場でも検討しやすいよう、段階的なサポート体制を整えています。

たとえば、最初の段階では、現状ヒアリングや工場見学を通じて、カビ対策の優先順位や取り組みの全体像を整理するところから支援を始めます。そのうえで、社内のリソースや予算、スケジュールに応じて、どこまで外部支援を活用するかを一緒に検討していきます。小規模な改善テーマからスタートし、効果を確認しながら段階的に範囲を広げる進め方も可能です。

また、TMTユニバーサルは、食品業界に特化してさまざまな支援を行っているため、カビ対策だけでなく、ISO認証支援や社員教育、WEBマーケティング、経営支援など、関連するテーマも含めて相談できます。これにより、「カビ対策を進めたいが、同時に人材育成や取引先対応も考えたい」といった複合的な課題にも、一貫性をもって対応しやすくなります。

福岡をはじめとする多様な地域・業種の食品事業者と取引してきた経験から、地域特性や業界特有の事情を踏まえた提案ができる点も、初めての工場にとって安心材料になります。カビ対策に行き詰まりを感じている場合は、早い段階で外部の視点を取り入れることで、社内だけでは見えなかった改善の切り口が見つかることがあります。

7. 食品工場のカビ対策を始めよう


食品工場のカビ対策は、「やれば終わり」の単発の仕事ではなく、工場のライフサイクル全体に関わる長期的なテーマです。福岡のような高温多湿の環境では、日常管理から設備・設計、従業員教育、マネジメントシステムの活用まで、複数の視点を組み合わせることで初めて、安定したカビ抑制が実現します。

まずは、自社工場のどこにカビリスクが潜んでいるのかを見える化し、今日から取り組める小さな改善を一つずつ積み重ねていくことが大切です。

清掃の仕方を見直す、湿度や結露のデータを取ってみる、発生しやすいエリアをリストアップして重点管理する、といった取り組みは、どの工場でもすぐに始められます。そして、自社だけでは判断が難しい部分や、設備・設計レベルの見直しが必要な場面では、食品工場に特化した専門家の知見をうまく取り入れることで、遠回りせずに成果へ近づけます。

カビ対策をきっかけに、工場全体の衛生レベルや生産体制を見直すことで、品質向上やコスト削減、従業員の意識向上といった副次的な効果も期待できます。福岡で食品工場を運営するうえで、カビとどう向き合うかは避けて通れないテーマです。自社にとって最適なアプローチを模索しながら、一歩ずつ、着実にカビ対策を前進させていきましょう。

食品工場のカビ対策ならTMTユニバーサルへ


TMTユニバーサル株式会社は、食品工場の課題を解決する専門コンサルティングを提供しています。生産性向上や衛生管理の最適化などで、業界の発展に貢献します。

詳しくはホームページをご覧ください。

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